あさから。

本の感想、音楽の話、思ったことなど。

小説

断捨離と、よろこびの歌。曲がったまんまの自分。

宮下奈都先生の小説「よろこびの歌」の中に、「曲がったまんま」って言葉が出てきて、そこから色んなことを考えたので書いていきます。小説の話は全然してないけれど。

王城夕紀「ホープ・ソング」感想。

自宅待機生活10日目。今日は小説の感想。 ホープ・ソング あらすじ 王城先生と、問い

王城夕紀「天盆」感想。

王城夕紀先生の小説「天盆」の感想です。多少のネタバレを含むので注意。あと、書きながら「青の数学」の場面が勝手にフラッシュバックしてきて、その話がそこかしこに出てきます。 天盆 疾走感 宿る命 二秀と、勝つこと 全ての駒に意味がある おわりに

「ニムロッド」の話とか、ピープルのこととか。

上田岳弘さんの小説「ニムロッド」を読了したので、(主にPeople In The Boxについて)思ったことなど。 ニムロッド すばる9月号

波多野裕文「すばる9月号」対談の話など。

暫く何も書いてないので、最近のことを色々と。 本とか。 「すばる」と波多野さん 思ったこととか。

宮下奈都「静かな雨」が映画化すると聞いて。

宮下奈都さんのデビュー作「静かな雨」が映画化されるらしい。という訳で、文庫版を買って、久々に読んでみたという話。感想は前に書いてるので、ふと思ったこととかを。 静かな雨 サスフォー 個人的な。

宮下奈都の描く物語の魅力は「あきらめ」だと思う。けれど、

宮下奈都先生の小説が好きで、幾つかの作品は感想も書いてる。読んでいて、共通して思うのが「あきらめ」を感じること。それは、ネガティブなものじゃなくて、優しくて希望に満ちている。そんなことを、少し書いてみます。 あきらめ ほんの少しだけの

宮下奈都「よろこびの歌」は、全ての音楽好きに読んでほしい小説。

現在、映画「羊と鋼の森」が公開中。その原作者、宮下奈都先生の「よろこびの歌」が、音楽好きな人に響く本だと思うので、書いてみます。多少のネタバレ注意。 感想では、なく。 歌うこと、演奏すること 少し、脱線 思い出すこと

森絵都 「DIVE!!」(ダイブ!!)がアニメ化するらしいけれど、キャラデザが・・・。

森絵都さんの小説「DIVE!!」と言えば、映画化もされた名作なのだけど、今年の夏にアニメ化されるらしい。それ自体は朗報。文庫で上下巻ある作品を2時間位の映画で収めるのは難しいはず。そう言えば見てないけれど。林遣都が出てた気がする。その点、アニメな…

宮下奈都 「ふたつのしるし」感想。 推理小説と恋愛小説は苦手。

今、同じく宮下先生の「窓の向こうのガーシュウィン」を読んでいる途中だったけれど、こっちを先に読み終えてしまったので感想を書いておきます。 感想、と書いたけれどあんまり中身に触れていないかも。特にネタバレは無いです。 目次 ふたつのしるし あら…

師匠シリーズ 「双子」 感想。 「君の名は。」と重なる時代性。

通販で届いた「師匠シリーズの7」に収録されている、「双子」という新作について書いてみます。ウニ先生が後書きで「君の名は。と言う映画を見てヤバイと思った」と書いている通り、かなりキーワードが被ってます。時代性なのかなー。 目次 師匠シリーズ 現…

王城夕紀 「マレ・サカチのたったひとつの贈物」感想。 これは希望の物語だ。

王城夕紀先生の「マレ・サカチのたったひとつの贈物」という小説を読みました。 「青の数学」より前に書かれているものだけど、青の数学以上に「これを書かなきゃ」って言う意志を感じる。 人には、特に創作者には、「誰が何と言おうがこれを書かないと、作…

宮下奈都さんの「静かな雨」が書籍化するようです。

「静かな雨」予約開始したよ!とhontoからメールが届いていました。 目次 静かな雨 書籍化 加筆あり? 時期が良い。

宮下奈都 「よろこびの歌」 感想(7) - 御木元玲(千年メダル)

宮下奈都さんの「よろこびの歌」の感想も今回でラストです。7話とも素晴らしい物語ですが、7話目はそれまでの物語が一つに繋がっていく様な感動があります。 目次 御木元玲 再び 選んだこと よろこびの歌

宮下奈都 「よろこびの歌」 感想(6) - 佐々木ひかり(夏なんだな)

宮下奈都さんの「よろこびの歌」の感想、6話目です。 目次 佐々木ひかり 冬の人 きらりとひかり 御木元玲 夏なんだな

宮下奈都 「よろこびの歌」 感想(5) - 里中佳子(バームクーヘン)

宮下奈都さんの「よろこびの歌」の感想、5話目です。 いつも通りネタバレ気味でいきます。今回は短めになると思います。 目次 里中佳子 いろんな形 感覚

宮下奈都 「よろこびの歌」 感想(4) - 牧野史香(サンダーロード)

宮下奈都さんの「よろこびの歌」の感想、4回目です。 目次 牧野史香 見える リベンジ サンダーロード

宮下奈都 「よろこびの歌」 感想(3) - 中溝早希(No.1)

一昨日、昨日に引き続いて宮下奈都さんの「よろこびの歌」の感想、3回目です。 目次 中溝早希 余生 ぐるぐる 玲と千夏 自分のため 誰かのため No.1

宮下奈都 「よろこびの歌」 感想(2) - 原千夏(カレーうどん)

前回に引き続き、宮下奈都さん「よろこびの歌」の感想です。今回もネタバレ気味で書いていきます。 目次 原千夏 かわいい 真っ直ぐ 御木元響と御木元玲 ピアノと歌 カレーうどん

宮下奈都 「よろこびの歌」 感想(1) - 御木元玲(よろこびの歌)

これから暫く、宮下奈都さんの「よろこびの歌」の感想を書いていきます。「羊と鋼の森」が沢山の人に読まれて、他の作品も気になっている方がいたら、個人的にオススメです。 高校が舞台の合唱をテーマにした物語で、何処か迷いや諦めを抱えた少女たちの成長…

宮下奈都 「羊と鋼の森」 感想。

この前、宮下奈都さんの「静かな雨」の感想を書いたのですが、今回は話題になってる「羊と鋼の森」について書いていきます。 自分もこの作品で宮下さんのことを知って、「よろこびの歌」「終わらない歌」「スコーレNo.4」等々、他の作品に触れるきっかけにな…

王城夕紀 「青の数学」 感想。 迷え、進め。

「青の数学」と言う小説が夏に出て、「何これ面白い」と続編を心待ちにしていたのですが、つい最近その第2巻「青の数学2 ユークリッド・エクスプローラー」という小説が発売されました。早速買って、先ほど読み終わりました。凄かった。 ちゃんとした感想は…

宮下奈都 「静かな雨」 感想。

このブログを始めた理由の一つに、「宮下奈都さんの小説の感想を書いておきたい」というのもあって、今日、1つ目を書いてみる事にしました。 目次 宮下奈都さん 静かな雨 あらすじ 日常 迷う人 諦める人 寂しさ 博士の愛した数式 オススメです。 読後感 図書…