あさから。

本の感想、音楽の話、思ったことなど。

北星学園大学附属高校の吹奏楽部の定期演奏会に行った話

 タイトルが長くなりました。正確には、「北星学園大学附属高等学校 吹奏楽部 第11回定期演奏会 に行った話」です。先月の20日ですが。

目次

 

開演まで

11年目らしい

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創部11年目で第11回と言うことは、毎年一回やっているみたいです。来年も行けたら行こうかな、と思いました。今年はA編成(大規模編成)で金賞を取って、横浜の全国大会に出場するらしい。

 

創部当初は個人所有の楽器で練習していたと書いてあって、その頃の演奏も聴きたかったなあ、と思ったり。規模とか技術が、熱量に追いついていないようなものって、見てて凄く感動する。大きいのも良いけれど。

 

あと、久しぶりにkitaraに行きました。何年ぶりだろう。良いホールです。演奏開始前に、鐘の音?みたいなのが鳴るのですが、あの音が好きです。何の音なのか。

 

全員参加なの?

自分は誘われて行ったので、北星学園附属高校とは全然関係が無いのですが、Kitaraに着いたらなんかやたらと沢山人が居て、会場の時間になったら多分1000人位?でごったがえして、列が外まで続いてました。多分、学校の強制参加イベント的なやつだったのかな、と思ったり。

 

眩しい

最初、「高校生の定期演奏会だから、割と空いてるんだろうなあ」と思いながら行ったら、見渡す限りほぼ全員高校生だらけで、眩しくて目が潰れるかと思いました。BUMP OF CHICKENの(please) forgiveってこう言う時の為の歌なのでは。

 

あなたを乗せた飛行機が あなたの行きたい場所まで

どうかあまり揺れないで 無事に着きますように

 

自分は正直な所、中学も高校も「この時期は楽しかった」みたいなのはあっても、全体的に見てそんなに戻りたいと思わないのですが、客観的に見てみると凄い眩しい時期なのだなあ、と。多分、あの中の2割位の人はそこへ入れなかったり、入ろうとしなかったりしていると思うのだけど、強く生きてほしいと思いました。

 

ー青春ってのは、何かを諦めるまでの季節のことだ。だから、終わった後にしか気づけない。終わったときに初めて気づく。自分が今まで青春の中にいたのだと。

 

昨日の記事で引用した言葉。自分はどう思い返してもそんな中にいた気がしない。今の方が楽しい。

 

開演

明るい

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バンドのライブを見に行った時の暗い感じが無い。明るい。いや、明るいバンドもあるけれど。自分の中では、バンドはこの明るさに耐え切れない様な人がやってないと、つまらないんじゃないかなあ、と思ってます。

 

打楽器、合唱

休憩後の一発目が打楽器のアンサンブルで、後で「おなじみの」みたいな話をされてたから、北星名物みたいなものなのだと思われる。これが、凄い良かったです。

 

あと、たまに合唱が入ってきたのだけど、吹奏楽部の演奏に歌が入るんだーと思って聴いていました。多分、歌は合唱部?なのか、一般の生徒なのか、この日の為に練習してきたんだろうなあ、と思ったり。

 

指揮

指揮のお姉さんが凄いカッコよかったのだけど、パンフレットに名前が掲載されていないです。誰なの。歩き方とかが凄いカッコよかったです。誰。

 

音楽

やっぱり音楽は良いなあ、と思いました。最近、良い曲とか良い歌詞って、その背後にどの位膨大な物を抱え込んでいるかなんじゃないかなあ、と思っていました。

 

同じ様なコードで、似た様なアレンジだったとしても、そこに行きつくまでの背後にどの位の物があったかで説得力が全然違ってくると。

 

吹奏楽部だと、曲自体は自分達で作ることはまずないですが、一回の演奏までに費やす時間って、バンドがライブの為に準備する時間の比じゃ無い筈で、その時間とか、個人の感じた事がちゃんと熱量として出てるよなあ、と。あの感じは見習わなないと。

 

 

自分は曲とか詞を書く事が多いので、もっと自分の中の世界とか熱量とかがちゃんと表現出来ててほしい、と凄く思いました。明日、練習です。今年中に1曲位はちゃんとバンドとして(多分、自分達で)レコーディングしてまとめたいなあ、と思っているので、何か出来たら報告しようと思います。その為にも、もっとDTMの研究を。

 

それでは。