あさから。

本の感想、音楽の話、思ったことなど。

最近、「心が固い」のでは?と思った。

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  雑記です。「心が固い」のかも?と思い、色々調べたり考えたことをまとめています。

 目次

 

 心が固い?

 身体が固い?

 最近、このブログでも良く感想を書いている宮下奈都さんの「窓の向こうのガーシュウィン」と言う小説を読んでいる。読みながら、「ああ、やっぱりこの感じが好きだ」と思った。心が柔らかくなる感じと言うか、心が解けていく感じ。

 その時に、「ってことは、逆に言えば今まで心が固かったのか」と思い、「心 固い」でグーグル検索してみた。そうすると、「身体が硬いとうつ病になりやすい」と言う記事を見つけた。

mikata.shingaku.mynavi.jp

 道は開ける

 これを読んだ後、D・カーネギーの「道は開ける」の中に「自分をヨレヨレの靴下だと考える」みたいな文章があったと思い、調べてみたら、第24章「疲れの原因とその対策」に書かれていた。以下引用。

私達は、自分の感情が身体の中で生み出した精神的緊張のために疲労するのだ。

悩み、緊張、感情の混乱こそ疲労の三大原因です。

もし目の筋肉を完全にリラックスさせることができたら、人間はあらゆる悩みを忘れるだろうとまで言っている。なぜ目の神経の緊張を取り除くことがそれほどまでに大切かというと、全身で消費している神経エネルギーの四分の一は、眼が消費しているからだ。

あんたがけがをしたのは、からだを楽にする方法を知らんからだよ。古いヨレヨレのソックスのようにやわらかにしていなくてはいけないんだ。

  体と眼。特に目を休めないと、緊張が続く。

 読んだ後、暫くストレッチをしてみたら、プラシーボ効果か分からないけれど、心が軽くなった感じがした。

 宮下作品の柔らかさ

 窓の向こうのガーシュウィン

 話を小説の方に戻す。ちゃんとした感想はいずれ書くとして、宮下先生の小説を読むと、何故心が解ける感じがするのだろう、と考えた(あと、宮下先生のツイッターも割と和みます)。

 「窓の向こうのガーシュウィン」では、世間に中々交われない女の子が、高校を卒業した後ヘルパーとして働いていく様子を描いている。そのヘルパーの仕事に就く前に、一社だけ就職して半年で倒産してしまったのだけど、その時の言葉が良い。

何かおかしいよとみんないったけど、私は、そんな状態でよく私を入社させてくれたなあとうれしかった。払うお金が足りないのにむりをしてでも雇いたいと思ってくれたんだもの。

(宮下奈都 / 窓の向こうのガーシュウィン

 強くないこと

  多分、「強くないこと」から勇気を貰えるのだと思った。宮下先生の描く人物は、皆何か弱さだったり、諦めを持っていて、そのままで歩いていく。「強くなろうとする」と言うことが無い。「強くならなくても、歩くことが出来る」と言われている感じがする。例えば、「よろこびの歌」でも6人は最初と比べて強くなってはいない。どちらかと言うと、柔らかくなった、と言う方が近いと思う。

 少年漫画的な、「負けたから、修行を積んで強くなって、相手を倒す」と言うのは熱いけれど、スポーツとか競技を除くと、学校や社会で誰かを倒して万事上手くいく事はほぼ無い。だから、多くの場合、強くなるよりも柔らかくなる方が大切だ。

 空気公団

 旅をしませんか

 そう言えば、空気公団の好きなところもそれと同じ様な気がした。


空気公団 旅をしませんか

 2年前に結構重めのうつっぽい感じになった時、よくこの曲を聴いた(1ヶ月で大体元に戻ったけど)。多分、人は放っておくと無駄に重たい事を考えてしまいがちなのではと思う。

僕には何にもないよ

だからどこへでも行けるのさ

空気公団 / 旅をしませんか)

   何も無いから、何処へでも行ける。そう言えば、タイトルが「旅」でも「旅に出たい」でも「旅をしました」でもなくて、「旅をしませんか」だ。一緒に行こう、と言っている。気軽に。その位が心地の良い心の軽さなのだと思う。

 「強い」よりも、「何でも持っている」よりも、「強くないし、何も無い」けど何処へでも歩いていける人の方が勇気を与えられる気がする。それが心の柔らかさだ。

 

 それでは。