あさから。

本の感想、音楽の話、思ったことなど。

Calm In Rainの紹介!

f:id:noame:20180504221414j:plain

  最近、ずっと空気公団のことを振り返るシリーズを書いてるけど、ちょっと別のバンドの話をしてみます。自分でやってるバンドだけども。このブログきっかけで知ってくれた、って言う方が何人か居てくれてすごく嬉しかったので、まずは紹介を。

 Calm In Rain

 去年の7月に「バンドを始めました。静かな感じのロックです。」って言う記事を一度書いていたけど、あれから曲数も増えて来たので、改めて紹介。

 北海道、札幌で活動中の4ピースバンド。編成はピアノ&ボーカル、ギター、ベース、ドラム。「夜の夏フェスで静かに響き渡るような音楽」がテーマ。

 今のギタリストと最初に会ったのが2015年の7月で、4人になったのが2016年の8月頃。なので、4人になってからは1年半ちょっと位。

 結成までの細かい流れとかは、「Calm In Rainについて」で書いてるので、良かったら読んでもらえると嬉しいです。全4回。

 今は音源制作メインで活動していて、広報的なことは全部Twitterで更新してるので、気軽にフォローして頂けると嬉しいです。無言フォローとかでも全然良いので。

 

曲紹介

 前に書いた記事では、「Light」と「Stabilize」という曲を紹介していたのだけど、それからプラス5曲音源が出来たので、その中から3曲紹介します。気になる曲があったら是非聴いてみてください。全曲全力投球してるので。

雨音

soundcloud.com

 「雨音」という曲。ピアノのコードのリズムが雨のイメージ。音が激しくなるにつれて、段々激しい雨になる感じが出せてたら良いなと思う。雨の日とか、気持ちを静かにしたいときとかに良いかも。

 

四月

soundcloud.com

 「四月」という曲。タイトル通り、春のイメージ。「遠く 彼方まで行こう」って歌詞にある通り、遠くへ行きたいなあと思って書いた曲。春が来る、予感めいた何かと遠くへ行きたい気持ちを表現したかった。

 

Autumn

soundcloud.com

 「Autumn」という曲。割と最近公開した音源で、今ある曲の中だと最新。秋の道を歩いて行くイメージの曲で、このバンドにしては結構明るい曲調。ボーカルを重ねて、良い雰囲気出せたかなと思う。曲は結構初期の頃に作っていて、英詞。楽し気な感じの曲です。

 

 他にもSoundCloudに、全部で7曲分の音源を公開してるので、「ほかの曲も聴いてみようかな?」と思った方は是非。

 あとtwitter等で感想とか頂けると、とても喜びます。辛辣すぎることを言われると凹みます。よろしくお願いします。

 

1stアルバム

 そんな感じのCalm In Rain。現在、1stアルバム制作中。前々からアルバムを作りたいと思っていて、今、やっとぼんやり完成が見えてきた所。

 出来たらまた書こうと思うけど、1年をテーマにしていて、「四月」から始まって、「三月」で終わるという流れ。結構良いアルバムになりそう。

 多分、最後の曲が6月に仕上がる予定なので、アルバムとして仕上がるのは7月~8月位かなあと予想。何かあったら、随時更新していきます。

 

聴いてもらえること

 元々、このブログを始めた時って「自分のことを書かずに、色んな作品のことだけ書いていこう」と思っていた。People In The Boxのこととか、空気公団のこととか、好きな音楽だったり小説のことを書くのは楽しいので。

 それが、ただ楽しいだけで書いてた記事をきっかけにバンドの音源を聴いてくれたり、感想を貰ったりして、「もう少し、しっかり自分(たち)のこと書いてみても良いかも」と思い始めた。

 最初にバンド始めた時とか、始めようと思った時、そんなに「誰かに聴いてほしい」って言う気持ちが無くて。それよりも、ただ自分が聴きたいとか、良い曲を作りたいとか。そういう気持ちの方が大きかった。

 それが、Calm In Rainっていうバンドの音楽を聴いて、少しでも好きになってくれる人がいるのを知って、「誰かに聴いてもらえるのって、嬉しいな」って思うようになった。そういえば、宮下奈都先生の小説「よろこびの歌」の中に、こんな一節がある。

歌だけが素晴らしいなんてことはない。(中略)それが誰かの胸に届くかどうか、届くとしたら、どんなふうに響いてその人の胸を揺さぶることができるか。それを知りたい。揺さぶるのが目的なんじゃない。でも、私の歌を聴いた人の胸が揺さぶられたらどきどきするだろう。勝手に揺さぶられてよ、というのとは違う。だって、みるみるうちに顔が赤く染まったり、思わず笑顔になったり、逆に目に涙をためたり、呆気に取られたりしている人の顔を見るのはすごく励まされる。そう、励まされるのだ。私の歌がすごいんじゃない。私の歌で誰かのどこかを揺さぶる、つまり誰かのどこかに揺さぶられるものがある、ということに希望を感じる。胸が震える。


宮下奈都 - 「よろこびの歌」

 僕はこの小説が大好きで、人が歌う理由、というか何かを表現する理由の答えみたいな小説だと思ってる。自分の発したもの、それが音でも言葉でも絵でも映像でも。それに、何処かの誰かが共鳴してくれる、共鳴するものを何処かの誰かが持ってる、っていうことが希望に満ちてる。

 どの位いるのかは分からないけど、きっとまだ僕らのやってる音楽に共感してくれる人はきっといると思う。そんなことを思い始めてから、「もっと、しっかり伝えていこう」って考えなおした。色んな人に聴いてほしい。

 

 そんな感じで札幌で活動中のCalm In Rain。気になった方は、とりあえずTwitterをフォローして頂けると嬉しいです。基本、フォローバックしてます。

 また、何かあれば更新していこうと思うので、よろしくお願いします。

 

 それでは!