あさから。

本の感想、音楽の話、思ったことなど。

コンテを描いたり、自動彩色してみたり。

 1月から自分でも知らない内に始まってたMV製作メモシリーズ。「よっしゃー描いたるぞー」ってコンテを描いたりしてます。(2/10自動彩色の所少し追記)

構想

 1月に液タブを買って以来、「MVって何・・・?」って考えていて、前回の記事で「何かこれで行けそう?」みたいなことを思った、という話だったけれど、その続き。

 前回、トクマルシューゴさんとか、空気公団のMVを例に挙げて、風景が流れていくような、暖かい感じのMVにしたいなーと思っていたけど、一つ問題が発生。このシリーズ、良く問題が発生する。

 「暖かい感じの曲が無い・・・」

 いや、あるにはあるけれど、季節的に作れない。写真を加工してイラストっぽくするのを覚えたのは良いんだけど、今外に出たら雪景色が広がっていて、春とか夏のMVは作れない訳です。

 それで、自分たちの曲を聴き直して、「Stabilize」って曲と「三月」って曲が一応季節に合う感じで、作るとしたら「Stabilize」の方かなーと思ってた。尺もそうだし、構成的にも作りやすそう。ただ、曲はともかく、歌詞が割と暗い。

Calm In Rain — Stabilize ←Tumblrに歌詞載せてます。

 この曲自体は結構気に入っているし、録音も音は粗いけど、録音始めて2曲目に録った曲で、勢いがあって良いなーと思う。ただ、何回聴き直しても、トクマルさんとか、空気公団的な風景は全然浮かばなくて、作るとしてもそういうMVじゃないな、と思った。

 

アニメーション

 という訳で、改めて考え直すことに。方向性としては間違ってないし、部分的には使えるけれど、全編通して「風景で物語を作る」みたいなのは難しいな、と。少なくとも、今回作ろうとしてる曲では難しい。

 それで、イラストとかアニメのMVを色々見て、参考に出来るのを探してた。

www.youtube.com

 そして、気付いたらこの曲をヘビロテしてた。

 「ずっと真夜中でいいのに。」って名前は知ってたし、確か一番最初話題になった時に聴いて、「なるほど」って流してた気がするけど、改めて観てやられた。

 曲の話は今回置いといて、とにかくMV。構成とか、カットの切り替わりとかを気にしながら見てたら、「どんだけ丁寧に仕込んでるんだよ・・・」ってなる。あと、「かわいい」とか「不気味」とか、そういう要素って実写よりも表現出来るんだなーとか。

 それと、アニメに限った事ではないかもだけど、同じカットを何度も使ったり、多少変えて使ったり、って言うのが多くて、それがまとまりとか、テンポの良さになっていて、「軸を一個決めて、力を入れる所と、そんなに入れない所をはっきりさせておく」って言うのが大切だと思った。

 クリスタでアニメの操作を色々試した後で見たから、「うわー細かいー、上手いー」ってなって、観てる内にハマってしまってた。最初の曲よりも、上の「脳裏上のクラッカー」の方が好き。

 

コンテ

 そんな感じで色々観たり書いたりしてる内に、何となく新しいイメージが出来上がってきたので、「コンテを描いてみるか」ってなる。

 絵コンテ。一度も書いたことは無いけど、「自分が見て分かれば良いか」と割り切って、メモみたいな感じで描いていくことに。

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 最初の方はこんな感じ。めっちゃラフだけど、自分で見て読めればOKなはず。2番サビ前位まで描いて、今一旦休憩がてらブログを書いてる所。描きながら、「多分時間かければできなくはないけど、このカット何時間かかるんだ・・・」みたいなことを思う。とりあえず気にしない。

 アニメMVの絵コンテって、調べても全然出てこないけど、他の人がどんな感じで描いてるのかすごく気になる。完成したら、参考になるようにコンテ全部UPしようかと思ったり。
 

自動彩色

  ここからは、MVとは直接関係ない話に。でも、使い勝手が良いので、静止画の場面で使うかも。

 1月半ばに液タブとクリスタを導入して以来、使い方を色々試していたけど、最近「何だこの機能!」って思ったのがあったので紹介します。その名も「自動彩色」。読んで字の如く、自動で線画に色を付けてくれる。クリスタのメニュー「編集」→「自動彩色」→「全自動彩色」から。

 例えば、さっきの絵コンテに使ってみると。

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 ボタン一つでこんな感じに。イメージがハッキリある場合は別として、「とりあえず線画出来たけど、色付けるのが面倒」って言う時にはものすごく便利。

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 ここの所とか、ゲームのICOっぽい雰囲気ですごく好き。彩色全部AIがやってるけど。元々、髪の色暗い感じのイメージだったけど、褐色肌に薄い髪色でも良いかもと思ったり。

 そういう訳で、ここからは自動彩色の紹介。クリスタの使い方覚えるのに描いてた落書き絵が結構あったので、それで試してみたのを幾つか。

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 線画と影だけ付けた女の子の絵。

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 多少重ね方は調整したけど、すごくきれいな感じに。

 

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何かよくわからない落書き。

 
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結構、バランスよく彩色されてる。手が雑なせいで赤くなってるけど。人の顔肌色に塗ったり、しわは多少濃くしてくれたり、結構細かく塗ってくれる。

 

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 殺風景な部屋にPeople In The Boxのポスターだけがあるという謎の女性。あと、足がおかしい。

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重たかったのが、明るいイメージに。

 

 等々。オートだと、全体的に暖色系で彩色されるみたい。「この画像を参考に彩色」みたいなのも、出来るやら出来ないやら、という話なので、引き続き試してみたい所。

 

  そんな感じで、絵コンテの話と、自動彩色の話でした。コンテを描き切ったら、後はひたすら描いていくだけなので、もう少し進んだらまた更新します。多分、次回は多少時間空く気がする。

 

 それでは!

 

 (2/10追記)

 自動彩色、マジですごい。0から100には出来ないけど、自分で10くらい塗っておけば、70位には引き上げてくれる。

 落書きに自動彩色試してたのを少し追加。


f:id:noame:20190210010801j:plainクリスタ使って、最初に試し描きした絵を前に載せてたけど、その後自分で少し色付けて、「下手だなー」と思って放置してた。それに自動彩色したのを重ねたら、結構良い感じに。AI有能。

 

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廊下。背景も、色の重ね方を多少調整すると線画の時よりだいぶ良くなる。


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  この辺は落書きの線画に自分で少し色を付けた後、自動彩色したのを重ねてる。自分で塗るのは本当にざっくりなので、時間にしても1,2分位。

 もちろん、頭の中で想像してるものを再現することは出来ないけど、自分の場合そんなに映像的なイメージが得意じゃないから、ボタン一つで何かしら変化してくれると「おお、こんな感じになるのか!」って驚きがあって良い。塗りの、色はともかく、質自体は、自分よりAIの方が今の段階だと圧倒的に上手いし。

 そんな感じで「線画を書く→ざっくり塗る→自動彩色」の流れにハマってます。元々、絵描くこと自体は好きだったけど、塗りが苦手で「何か向いてないかもなー」と思ってたのが、「色付くの気持ち良い!」になるとは。何が起こるか分からない。

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 あとこれ。元は、サウンドクラウドの「Cracks」という曲に使ってる公園の写真。加工したあと、下地をキャンパス地にしたら、「もう絵じゃん!」ってなった。現代の技術ヤバい。

 

 液タブとクリスタ導入してまだ一ヶ月経ってないけど、10年分の技術の変化を感じてる。タイムスリップしたかのよう。10年前にもあったのかもだけど。

 

 そんな感じの追記でした。それでは!