あさから。

本の感想、音楽の話、思ったことなど。

スペシャルな人と、磨かれること。

 雑記です。最近思ってること。

スペシャルな人

 中村佳穂さんのブログに「すごい人」って言葉が時々出てきてて、「すごい人」と「すごくない人」を分けるのは何だろう?って考えてた。「スペシャルな人」って言い方の方が、キラッとしてる感じがしてて良いので、以後「スペシャルな人」にします。

 漫画「BLUE GIANT」の4巻、師匠が、「俺はどれだけ努力して技術を磨いても、咲かなかった。けど、大は最初から、下手だけど咲いている」って言う話をしている。

 小説「よろこびの歌」の7話目、声楽を志している玲が、初心者の千夏に「勝てない」と思ってしまう。技術的な部分とは全然別の所で、特別なものを感じてしまう。自分に技術的な自信があるからこそ、強く感じてしまう。千夏もきっと、「下手だけど最初から咲いている」人だ。

 大と千夏は「スペシャルな人になる可能性」を生きている。だけど、同じくらい、師匠と玲も「スペシャルな人になる可能性」を生きていると思う。違いがあるとしたら、「強いか、弱いか」だ。「歌が、サックスがとにかく好きなんだ」って言うことを、どれだけ強く、心の底から、当たり前のように信じていられるか。それが、「咲いている人」と「咲かない人」の違いじゃないかな、と思った。

 だから、師匠は大に「仙台を離れるお前に、オレは一つだけ願う。お前はずっと、ずっとずっと、ジャズを好きでいろよ」って言って送り出してくれた。上手くなれでも、有名になれでもなくて、「ずっと好きでいろよ」って言うのが、きっと、一番大切なアドバイスだ。

 

磨かれること

 「咲いている人」がイコール「スペシャルな人」かって言うとそうじゃなくて、「咲いている人」が、咲いているまま力を磨き続けたら、「スペシャルな人」になっていく。段々と。

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 中村佳穂さんの「シャロン」、7年前の歌を聴いても、「咲いてるなー」って感じる。けど、ここで止めてたら「少し咲いてる人」で終わってた。そこから6年以上、自分の音楽を磨いてきたから「AINOU」が生まれて、段々「スペシャルな人」になっていってる。もうなってるのかもしれない。

 勿論、音楽に限らず「才能」とか「素質」とかって間違いなくあるけど、それは「スペシャルな人」の更に先の話だと思う。咲かせ続けて、磨き続けて、それでも埋まらない差があれば、それは才能ってことで良いけれど。

 多分、ほとんどの場合、咲かせられてなくて、磨けてもいない。自分がそう。まして、続けるなんて全然出来てない。

 そう考えると、まず、とりあえずそこからだなーと。「咲かせる」ことと、「磨く」ことと、あと続けること。最近は出来てるのか、どうなんだろ。

 

 そんな感じの、最近思ったことでした。

 それでは!