あさから。

本の感想、音楽の話、思ったことなど。

空気公団の話。面白いエピソードなど。

 

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 インタビューだったり、他の方のブログ記事を読んだりして知った、空気公団の面白いエピソードについて書いてみます。
目次

 

  空気公団は面白い

 山崎ゆかりさんと言う人は本当に面白い人で、空気公団自体も面白いのだけど、中心にいる山崎さんが面白いからそうなれるんだなあと改めて思った。
 
 以下、面白かったエピソード。


 ・空気公団は山崎さんの命名だけれど、ある時「じゃあ今日から空気公団で」と言って、他のメンバーに「えーダサい。かっこわるい」と言われたらしい。

 ・そして、ライブに出ようと思い、「バンド名は空気公団です」と言って、色々さがしていたら、誰でも出してくれるライブハウスがあると聞き、行ってみると骸骨が血を吐いているようなポスターが貼ってあったとのこと。

 ・空気公「団」なので、最初の頃はパンクバンドかと思われた。

 ・バンド名は「漢字で、二つの単語に分かれる」と言うのだけ決めていて、後は何でも良かったらしい。

 ・初期の頃男1女3のバンド(今は男2女1)だったけど、よく女性4人組のバンドと間違って紹介されたらしい。

 ・山崎さんは昔、毎日「朝の音」を録音してた時期があるらしい。

 ・アルバム「ダブル」制作中に、戸川さんが、山崎さんの持ってきた新曲を聴いて絶賛しすぎて他の二人に引かれたことがある。
 

 青春ゾンビさんの記事より

 青春ゾンビさんの記事で、空気公団山下達郎の対談の事を書いていて、凄く面白かった。 hiko1985.hatenablog.com

 最初期の頃の音源で、山下達郎が「何でこんなにドラムが素人っぽいんだろう」と思ったと言うと、戸川さんが「その素人っぽいドラムは僕が叩いてるんですよ」と返す。空気公団は確かに、リズムセクションで成り立ってる様な音楽じゃないから、素人っぽいドラムでも成立してるというか、むしろ優しい感じが出るかも。懐の深さと言うか、例えば話声とか、ノイズが入ったとしても、空気公団なら違和感なく聞けてしまうと思う。それが出来るだけの空白があるというか。

 最初の頃、「ライブはしない、レコーディングだけするバンド」という方針で、今も基本はそうなのだろうけど、そこに良く人が集まったなあと思う。一人でそれをやる人なら幾らでもいるけど、皆で集まってそうなるってのは中々に気が合わないと出来ないと思う。

 空気公団のインタビューを読んでいると、少しずつ心が研ぎ澄まされていく感じがする。言ってることが凄く良く分かるから。色んなバンドのインタビューを読んでも、「イマイチわからん」となる事が多い中、空気公団というか、山崎さんの考え方は何故かすんなり入ってくる。


空気公団+山下浩平 「優しさ」

 
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