あさから。

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空気公団 「DVD 空風街LIVE」

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 空気公団のDVDが届いたので、そのお話。
目次

 

 空風街LIVEとLIVE春愁秋思

 LIVE春愁秋思と見比べて
 空気公団のライブDVDのうち、片方のLIVE春愁秋思は結構前に買って何度も見ていたのだけど、10年以上前の空風街LIVEのDVDは持っていなかった。CDは繰り返し聞いていたので、台詞の入る所は自分で想像したりしていた。最近、安くなっているのを発見し、購入。昨日の夜に届いた。

 春愁秋思DVDは、ライブのDVDとしては最高傑作と言って良い位に気に入っていて、おまけで入っている映像に至るまで、全てが素晴らしい。今でも、時々見て頭を休める。

 そのイメージで見始めたので、最初少し「あれっ?」と思った。理由として一番大きいのが、カット割り。今の空気公団なら確実にやらなそうな画作り。ライブDVDっぽい感じと言うか。

 勿論、内容は素晴らしくて、というかCDでリピートしていたので大よそ知っているのだけれど、その素晴らしさの表現方法が10年間で物凄く進化したのだなあと思った。多分、春愁秋思のDVDは「空気公団がライブ映像作品を作る」と言う事に対しての解答で、その解答は空風街LIVEがあったから生まれたのかなと思った。多分、DVDを作るための予算とかは春愁秋思の方が少なかったと思うのだけど、それすら最大限に利用してしまってる感じが凄い。

 山崎さんとパンク
 まだ通して見ていないのだけれど、少し中身の話をすると、「融」のラストの方での山崎さんのメンバー紹介が、今まで音だけで聴いて居て「光るイスって何だ?」と思ったりしていたのだけど、色々と謎が解けて面白かった。

 山崎さんの普段の会話ってあまり見られない気がするけれど、クラムボンのミトさんが「ゆかりちゃんって、この人やっぱパンクなんですよ。やってる音楽の質感はやわらかいんですけど」とインタビューで言っていたのに納得するような格好良さ。 www.hmv.co.jp
 
 空気感
 戸川さんはずっと戸川さんなんだなあと思いました。オータコージさんは見慣れた顔がいるぞ、となりました。

 また今度、曲の事など書くかも(書かないかも)だけれど、「僕らのひみつ」のイントロからメロにかけての夕暮れ感が凄い。
モノクロの「たまに笑ってみたり」は凄く空気公団ぽくて良い。ステージに立って(座ってるけど)演奏しているよりも、野外だったり、どこかのお店だったりで、同じ目線で演奏している方が素敵に見える。「空気感」が伝わるからかな。
 
 おわりに
 ちなみに、格好良い方の路線で行くと、toeのライブの感じが今の所一番好きです。円になってる感じ。


toe - I dance alone

 

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