空気公団、第三期へ。
本日、公式に発表がありました。空気公団、第三期に入る模様。
はる
土日関係なく普通に仕事で、昼休み(と言っても昼ではない)にスマホを開くと、珍しく空気公団のメルマガ「はる」よりメールが届いてた。どうやら、公式HPでも同時に発表していたらしい。空気公団の第二期が終了して、第三期が始まる。
公式HPのデザインも変わっていて、3人のイラストは無くなって、風景写真に。綺麗なんだけど、やっぱり寂しい感じが。
戸川さん
ここからが本題。以前、「空気公団に何があったのか」って考える記事を書いてたけど、やっぱりメンバー減だった。でも、予想外だったのは提案者が戸川さんで、結果、山崎さんのソロプロジェクトになるって言う流れ。
戸川さんと言えば、空気公団の初期メンバーであり、山崎さんと一緒に空気公団を作った人でもあり、かつて4人だったのが3人になって2人になった時も、残って空気公団を繋いでくれた人だ。戸川さんが居なくなることの影響は大きすぎるし、戸川さん自身もそれを分かってて話したのだろうから、相当な覚悟があったのだろうと思う。
音楽面だけで言っても、ベースだけじゃなくてギターも弾くし、最初期はドラムも叩いてた。山崎さんの作ったデモを聴いて、良過ぎて絶賛してたら二人に引かれたり、女3男1のバンドなのに、髪が長いせいで女4人バンドと紹介されてた位、戸川さんの存在は大きい。山崎さん一人だとちょっと空気の張りつめた感じがしそうだけど、戸川さんが横にいることで何かゆったりした感じになる。
窪田さんも空気公団の音作りって意味では物凄く大切な存在だけど、例えば音を鳴らさなくても、「戸川さんが横にいる」って言うだけで、空気公団の空気感がはっきりする。
って言うようなことを、多分山崎さんも窪田さんも、戸川さん自身も考えたんだろうなあと思う。例えば、別のベーシスト兼ギタリストを入れたとして、それで埋まるような穴じゃないことは、傍から見てる自分でも分かってしまう。
気になるのは、戸川さんから提案があったのが2018年の秋頃、という所。3人で「僕の心に街ができて」を作ったことで、音楽に対してやり切った感覚があったのかも。多分、戸川さんが一人で何か音楽を作ることはしなさそうだし、空気公団じゃない別のバンドを、と言うのも考えにくい。もし音楽の方向性での悩みなら、「ダブル」を作った空気公団はもう何でも作れるはず。
そう考えると、戸川さんは音楽じゃない道に進もうとしてるのかなあ、と勝手に想像してる。全然、何の根拠もないけど。
これからの。
あと、これからの空気公団について。
前向きな意見としては、何が起こるか分からなくて楽しみ。後ろ向きな意見としては、何が起こるか分からなくて不安。という感じ。
空気公団の持ってる芯の部分、静けさとか強さとか寂しさ、はきっと山崎さんの持ってる部分が大きくて、それを包み込むような優しさの部分は戸川さんが持っていたんじゃないかって思ってる。窪田さんが、それに色を付けてくれていた。
山崎さん一人になった時に、というか戸川さんのいない空気公団になった時に、ずっと感じてたあの安心感みたいなのが無くなったり、薄まっていたら寂しいなあと思う。「第三期」って銘打ってるから、もう今までとは違うってはっきり宣言しているのだけど。
今の所、多分第三期空気公団のお披露目一発目は、2月の柴田聡子さんとの対バンっぽいので、自分は行けないけれど、どんなだったか感想を探してみようと思う。
そんな感じの空気公団第三期。相変わらず応援してるし、戸川さんも元気でいてほしい。窪田さんは残っててほしい。
それでは!