あさから。

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People In The Box 「スルツェイ」の歌詞。

 

 Family Record収録の「スルツェイ」の歌詞について。

 

 
 
 スルツェイ



仕事に行く時、スルツェイをリピートしていた。スルツェイは、秋の終わりか冬の始まりくらいの、肌寒い時期のイメージ。何となく。
peopleの曲の中で1,2を争う位に好きで、リード曲にしなかったのかが不思議。確かに旧市街のインパクトは強いけど。

 曲の構成も、開放的なサビも、最後に向けて畳みかけていく感じも、何もかもが最高。

 
 スルツェイに出てくる「僕」は現実にいる今の自分、「君」は魂その物、だと思っていて。

 よく、スピリチュアル系の話で、人は何回も生まれ変わって、魂の修行に来ているというのがあるけど、そういう事かなあと思っている。

 今、この現実で生きている「僕」からすると、どうしてまた生きたいと思うのかが分からない。だけど、自分の一番深い所、本当の所は何故だか、何処までも生きていたいし、何度でも生まれたいと思っている。その訳が知りたい。

 最後に「君」は駆け出して、多分、屋上から飛び降りて元の世界に戻っていく。


 この曲を聴いていると、真っ白い世界にいる様な気分になる。
空気公団も結構、白い風景が多いけど、それとは別の、地続きじゃない感じの。

 白い風景が浮かぶ感じの曲が好きなんだと最近思った。
 

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