中村佳穂さんの歌がすごく良い。
最近、中村佳穂さんっていうシンガーソングライターの方を知ったのだけど、すごく良いので紹介してみます。
中村佳穂
1992年生まれのシンガーソングライターで、ピアノ弾き語りのスタイル。社交的な人みたいで、各地で会った人をバンドメンバーにしてみたり、出店に呼んだりしてるみたい。その社交性を少し分けてほしい。
最近、公開されたライブ映像。People In The Boxの波多野裕文さんがツイッターでRTしてたのを見て、「なんて良い歌なんだ」と衝撃を受ける。
このライブ、事前にお客さんに音源と歌詞を送って、当日一緒に歌ってもらう企画だったみたいだけど、それも含めてすごく良い。声もピアノも、バンドの演奏も良いんだけど、何より空間に音楽が溢れてるのが良い。
歌と祈り
「手は生き物、声は祈り。」
ツイッターのプロフィール欄より。声は祈り、って言うのが正にそんな感じで。
こちらは、シャロンという曲。
さっきの歌もそうだけど、聴いていて「一緒に歌いたくなる歌」だと思った。或いは、一緒に演奏したくなる歌。不思議なくらいに。歌が上手いとか、声が良いとか、そういうのを超えて、人の心の奥にある何かを掴んで引っ張り出せるような歌。聴いていて、祈るように歌ってる感じがする。
嬉しい
「もっと早く出会いたかった」っていう言葉があるけど、中村佳穂さんの歌は、今で会えてよかった。2014年から活動されてるみたいだけど、今まで出会わずに、今聴けて良かった。波多野さんにも感謝。
最近、すごく迷っているというか、考えていたことがあって、それをこの歌が吹き飛ばしてくれた感じがする。もっともっと歌おうと思った。
2002年から、何故か4年ごとに自分の価値観を変えるような、頭の中を直接殴られるような音楽に出会って来てた。それは、今はもう解散してしまった人達だったり、Vanessa Carltonだったり、空気公団だったりする。2014年にPeople In The Boxを知って「これが最後かな?」と思っていたけど、まだ、続いていたみたい。Peopleを知らなきゃ、今聴くことも無かったかもしれない。
そんな感じの、中村佳穂さん。ただただ良い歌。聴いたらきっと好きになる。ライブ、近くに来たら行ってみたい。
それでは!